作品紹介 海老原喜之助「曲馬」

Ebihara Kinosuke
曲馬
Circus
キャンバス・油彩 8号
oil on canvas
45.8 × 38.3cm
右上にサイン
signed on upper right
海老原喜之助は鹿児島県出身の洋画家で、大正末期から昭和にかけて日本とフランスで活躍しました。
17歳で上京し、有島生馬に師事。川端画学校に学びます。大正12年(1923年)に渡仏し、パリでは藤田嗣治に師事。アンリ・ルソーやブリューゲルに傾倒し、反アカデミズムの素朴な画風を身につけました。
「エビハラブルー」と呼ばれる鮮やかな青の色彩を多用し、馬をモチーフにした作品を多く制作しました。
1970年にパリで客死。今では郷里の鹿児島市立美術館をはじめ、各地の美術館に多数作品が収蔵されています。
2020年09月15日 19:51